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嗚呼残念、
残念無念、オリンピックのエンブレム。
オリンピックとパラリンピック、双方のエンブレムという公募条件でした。
それに対して、まず思ったのが、どっちも対と言いながら、どうせオリンピックだけ取り沙汰されて、
オリンピックが終わったら、オリンピックほどパラリンピックは注目されない、という世の中の有り様でした。
せめてエンブレムは双方あっての対等の立場として、描けないものかと思案しました。
そこで考えたのが、富士山を左右に二分割し、左側は開幕を象徴する朝陽のオリンピック、
右側は閉幕を象徴する夕陽のパラリンピック、それに各々の頂上に連なる道筋を描くというアイデアです。
そしてそれらが合わさると、富士の頂に連なる大きな道が現われ、それがすなわち大会成功の象徴になる、と考えました。



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